アンボス・ムンドス

アンボス・ムンドス

桐野 夏生著

待ってましたぁ～
これでもかっと言う位の暗くてドロドロのお話の集まった短編集です
桐野さんはやっぱりこうでないと！
決してお知り合いに、、ましてやお友達になんてなりたくない女の方が勢ぞろいです
怖いもの見たさで是非どうぞ～

水底の森

水底の森

柴田 よしき著

久しぶりに、夢中になって読みました。
語り手がドンドン入れ替わるお話好きです。
主題は「愛」らしいのですが、出会う男の人の人生を狂わせてしまう女性って・・・悲しい
最後に犯人が出てくるのですが、存在を忘れていてちょっと驚きました。
途中から一人の女性の半生を読んでいる気持ちになっていたもので。。
やはり殺人事件があれば犯人もいるということですね。

街の灯

街の灯

北村 薫著

昭和７年の東京。専属運転手さんが送り迎えの通学、ホテルの食事、軽井沢の避暑などなど。まさに古きよき時代のお嬢様が主人公の本書。
たくさんの庶民の苦しんでいたであろうそんな時代。恵まれた生活をしている女の子が訳知り顔で小さい謎を解き鼻を高くしている図には素直に楽しめない私でした・・・

最後の記憶

最後の記憶

綾辻 行人著

おっと読み始めて気がついた、これ読んだことあるや～
この作品はミステリーではないのです。綾辻さんのホラーなのですよ～
だから、ラストがわかっていても影響はないだろうなぁーって思ったのですが
それは違いますねぇ、やっぱり。２回目は今いち感がありました（ＴＴ
ところで、血がどば～とかがやっぱりホラーなのかなぁ・・・

魂萌ぇ

魂萌え！

桐野 夏生著

やっと読めた、魂萌え
読み終わってすぐの感想は、あれ？でした。
いつドロドロが始まるのかと思いながら読み進むうちに終わってしまった感じです。
そしてじわじわと恐れが出てきました。
だって、実際あと何十年かしたら私にも起こりえるかもしれない事なのですよね・・・
でも自分の５０代なんて想像できない。
でも、確実に訪れる・・・得体の知れない怖さですっかりウツになってしまったのでありました～