松崎洋「走れ！T校バスケット部」

本屋さんで以前超プッシュされていたのでずっと気になっていました。
おそらくお勧めしていた年齢層はあまり本を読まない中高生向けだったんだな～
最近の本屋さんは何でもかんでもお勧めしてきて紛らわしいな～

漫画大好きな男の子世代が苦なく読める本だと思います☆

角田光代「おやすみ、こわい夢を見ないように」

角田さんに「こわい夢を見ないように」なんていわれてしまうと、どきどきしてしまいます。
どんな悪夢を見せられるのかしらなんて・・・
そして、、はい、その通り。たくさんの悪夢が詰まっていました
結末もモヤモヤ
登場人物の持っている暗闇は理解に苦しむ点が多く余計に恐ろしいです。

瀬尾まいこ「卵の緒」

このお話はとっても好きです。
こんな風に子供にいつも愛情を与えながら育てられたらいいな・・・
こんなお母さんになりたいな
ホントにホントにやさしい気持ちになれるお話です

ところでおいしいものを食べたときに、これを食べさせてあげたいって浮かんだ人の事を一番大好きなんだって。
それってすごくわかります
わたしだってそうだもん。
でもねー？相手がそうとは限らないのですね、これがまた　

きら「パティスリーＭＯＮ」

ヤキモキのお話の完結です。
よく見たら表紙が・・・
途中まで心配してじらされてきましたけど、ラストの持って生き方がちょっと強引？？っていう感も否めません。だいもんってこんなキャラなの？って違和感もあったりして。
でも良くも悪くもこれぞ少女マンガっていう結末
それでいいのです

角田光代「八日目の蝉」

不倫相手の子供（赤ちゃん）を一目見るだけでよかったのに・・・
触れてしまったとたん、手放せなくなったその気持ちが。。。
追われて逃げて逃げて・・そんな毎日子供本人にとってどうなの？って思ったけど、子供の事を大事に大事に思って守ってそんな犯人にいつの間にか声援を送っていました。
後半一転して、誘拐された子供本人が成長して毎日をもがき苦しんでいる様を見て、とても切なくなりました。
でもラスト希望を感じることができてほっとしました。