雫井脩介「犯罪小説家」

本当は誰？？？予想が二転三転していくのが面白かったです。
登場人物のだれにも感情移入できないのがちょっと残念だなぁーと思いました。

海堂尊「ジェネラル・ルージュの凱旋」

あのナイチンゲールの事件の裏にこんな大変な事を抱えていたのですか。
ぐっちーせんせいお疲れ様です　
ちょっと白鳥さんの出番が少なく物足りないですけどその分ぐっちー先生の雄姿が楽しめました。
本当にあっという間に読み終えてしましました。医療の現場でのたくさんの問題を伝えているにもかかわらず最後には爽快感さえ感じてしまう。
もっと読みたいと思いました。このシリーズ続いてほしいな。

余談ですが私の中ではずっと田口先生は伊藤淳史さんで、白鳥さんは中村トオルさんです。またこの二人でドラマシリーズやってほしいなぁ　

貴志祐介「新世界より 上・下」

この世界は何？未来の日本？過去の日本？？？
？？？から始まっていろいろわかっていくうちにどんどんお話の中にのめり込んでいきました。
それにしても人間ってなんて罪深いのでしょね。
いろいろな怖さが入り混じって考え込んでしまいました。
そしてラストは・・・ショックだ　

湊かなえ「少女」

学校裏サイト？全く今の子供たちは大変です。
でも純粋にお話として面白く読めました。私は「告白」よりも好きだな。
因果が巡ってというかちょっとした悪意がすごい事を引き起こしていく。
本当にありそうで怖い。
語り手が変わっていくので肝心な所で次の語り手に代わってしまって肩すかしっていう個所がありちょっと残念でした。

桜庭一樹「ファミリーポートレイト」

三国志の傍らたまにチラホラ浮気して読んだ本も一気にカキカキします。
ハードなお話でした。子どもの虐待のシーンはは本当につらくてめげます。
せめてもの慰めはラストの主人公の行く末に希望が持てるところです。
ぬー