天狗風

天狗風

宮部 みゆき〔著〕

図書館では宮部さんの棚は常に空っぽ状態で、めったに未読のものに出会えないのですが、暮れに「日暮らし」を借りることができ、続いてこちらも借りることが出来ました。
ん～でもおかしいな？宮部さんの描く女の子は大好きなはずだったのに。
かわいくいて素直で元気で、素敵なカレ（？）もいて、周りの人にとても大切にしてもらって・・・
おまけにしゃべって変化もできる猫が現れるなんて・・・ちょっと萎えました。
それから、お姉さんがさらわれてしまった僻みっぽい妹（身もふたも無いなぁ・・）のエピが中途半端ですっきりしない気がしました。
そういう所まできっちり描いてくれるのが持ち味なのではなかったでしょうかねー？
それとも私が、日暮らしの平四郎さんに始まり、おやじ萌えになっただけなのかぁ～