柴田よしき「輝跡」

あるプロ野球選手を軸に関わった女性達を主人公に綴られた物語。
初恋の人だったり、同僚の妻だったり、ファンだったり

いろいろな立場にある女性達が自分の人生を見つめ立て直し前を向いて歩いていく。

柴田さんにはこんな強い女性達をたくさん書いて欲しいです

東川 篤哉「ここの死体を捨てないでください！」

読み始め伊坂風？？って思ったけど。。。赤川次郎さんでした　

軽いタッチのユーモアミステリーって感じなのに全然読めない。。。
物凄い時間をかけて読み終わりました
なんでだろう。。。

登場人物に魅力を感じないです。
どこかで見たような人がずらずら出てきます。
もしかしてデビュー作なのかな？初めて読むには失敗だったのかな？？？
と思ったのですがシリーズ5作目だそうです。

私とは相性が悪いのかも

米澤 穂信「ふたりの距離の概算」

初の古典部シリーズ！
人間関係も何も分からないなりに読んだのですがすごく面白かったです！
小市民シリーズより好きかな

待望の新入部員が突然の退部。。。
その理由を今まで一緒に過ごした時間をさかのぼりながら（しかもマラソン大会中に！！）探っていくというお話

肝心の退部理由はちょっと？？という感じですが、主人公の男の子の周りの友人達に対する付かず離れずのスタンスがなかなかいい感じです

高校生を主役にしたお話でもこんな大人っぽい子もいればまるっきり子供子供した子もいる。。当たり前ですが、作者の体験が混ざっているのかな？と勘繰ってしまうと興味深いですねー

道尾秀介「カササギたちの四季」

あれ？
なんか違う・・
いつものどろどろ読まなきゃよかったぁーーー　な、お話ではないですねぇ

ものたりないぃぃ
勝手なのは承知の上で、こういうお話は他の作家さんにお任せしてもっともっと道尾ワールドスペシャルを待ち望みます～～～

柴田よしき「桃色東京塔」

なんかヒロインが柴田さんの描く女性っぽくないなー
どちらかというと東野さんのお話に出てくるヒロインみたい
なんと言うか古臭い・・・
男性もオジサンっぽい

事件を通して二人が少しずつ心を通わせていくみたいな流れなんですけど、物足りない～
柴田さんにはもっときりっとした女性を書いてほしいです