新井素子「もういちどあなたにあいたいな」

本当に本当に久し振りの新井素子さん。
期待大で読みました

結果は・・設定とかＳＦなんだけど、なんでしょうか・・
ＳＦ小説と言うよりもよくわからない人間ドラマ？

これを面白いととるかうーん、、ととるかは読み手しだいなんでしょうねぇ

合間合間に入る父親母親の独白。父親の方はまだ関係あるかもですが母親の独白部分は必要だったのかな？？？
うーん

森見 登美彦「ペンギン・ハイウェイ」

登場人物はすごく魅力的です。
でもお話が難しい。。
あんまり深く考えずに素直に展開を楽しめばいいのでしょうが

主人公の少年がやっている「ノートを書く」と言うのはとてもいいかも。
筋道を立てて考えるといういい訓練になりますねぇ
私もやってみようかなぁ～
といつも思うだけです　

青山七恵「魔法使いクラブ」

題名から想像していた内容とは違い。。。なんと言うかモヤモヤするお話でした
主人公の女の子小学生時代、中学生時代、高校生時代と場面が移っていくのですが私にはわからない
彼女がなぜにこんなに狭い閉じこもった世界でのみ過ごして行こうとしているのか
どこかで明るい未来が見えるはずと思い最後まで読みましたが残念ながらこの先の明るい展開を予想することが出来ませんでした

加納朋子「月曜日の水玉模様」

「レインレイン・ボウ」を読みもう一度読みたくなってしまいました。
日常の小さい謎を解いていく一週間分のお話が詰まっています。
レインレイン・ボウの陶子さんよりも溌剌としていて元気いっぱいの姿が嬉しいです（まだ若いからなのかーー！？？）
萩君とのコンビもすごく良くて、続編読みたいなーと言う気持ちになります
読後感はすごく良いのですがお話の中身は結構シビアな感じです
そのギャップがまたなんとも。。。
登場人物二人のほのぼの振りで相殺なのかなー

湊かなえ「Ｎのために」

みながＮのためにちょっとづつ何かをしそのちょっとが集まり事実を歪めてしまう
１０年後の関係者の話から読み手が真実を想像していく

と言うのが楽しい読み方なのかな？
でも私は、何も想像することなくただ淡々と読み終わってしまいました。
あまり入り込み無い感じ
今回も子供が可哀相な目にあっている
こういうのは苦手なんだよなぁ～

あ、でもひとつ想像しました
このＮって最終的には野バラ荘のことじゃないのかなー