加納朋子「七人の敵がいる」

なんと子育てと言うのは苦難の連続でありますことか。。。

こんな苦労もいとわず立ち向かっていけるのはやっぱり「愛」なのでしょうかね～

PTAや子ども会の役員云々なんていう大変さも、その立場になってみなけらばわからないし、そもそも女性は子育て中は家にいるべしみたいな考え方がこんなに蔓延しているなんて知らなかったです。
子育て支援とか言ってお金配れば済むなんて言う問題ではないなぁと思いました。

三浦しをん「まほろ駅前番外地」

番外地というだけに主人公となるのは前作の登場人物。
これは。。。面白い！
しをんさんは本当にいいなーと思ってしまう短編集。
あのお話もこのお話も好きだけど、私が一番好きなのは「横中バス」の間引き運転告発に並々ならぬ意欲を燃やす岡さんの奥さんが主人公のお話。
岡さんって実は可愛いおじさん？？実は奥さんが大好き？
とか、なんだかすごく素敵なお話です

それから由良と行天は結構よいコンビかもと思います。

乾くるみ「リピート」

１０ヶ月前の時間に戻る。。
実際に自分が体験できたらと想像しながら読みました。
でもお話はそんな夢物語風ではありませんが・・
やり直せると思うと歯止めが利かなくなっちゃうもの？
やっぱりやり直しが効かないからこそ大事なのかなー

とか思っていたら読んでいる途中にまさに戻って欲しい！やり直したい！と思う出来事があった私は中々複雑なものがありました　
でも戻れるわけも無いから成り行きに任せるー★

辻村深月「ロードムービー」

１話目
良い話でした。最後に仕掛けもあったし読み応えありあり
ただ、「冷たい校舎～」の誰が絡んでいるかって発見する楽しみもあったのですがまったくピンと来なかった私です
ダメだなぁ～
恥ずかしながらサイトの相関図を見て知った始末
言い訳だけど子供時代を描いていると思ったんだもん～まさかねぇぇぇ

さてさて、本編でもジーンと来たヒロ君とミーちゃんのエピはまぁなんと言うか辻村さんって本当に自分が好きなんだなぁーとしみじみ思ってしまいました。
お話は好きなんですけど。

舞城王太郎「イキルキス」

舞城さんだなーと言うお話でした。
２編目だけはどうしても読めなかったけど。。。

なんとも言えない味わい～