大崎梢「スノーフレーク」

最近こういう創り物ならではのお話が好きです。
無茶をしても無事に済んでしまったり、主人公第一で主人公の気持ちは何でも分かり過ぎるほど分かってくれる友人たち、主人公に一途な思いを抱き、優しく包み込み守ってくれる男の子。
そして頑張り屋で不器用な女の子（主人公）
いいですねー
怖いことの何もおきない土壌で安心してぬくぬくと楽しめるお話です。
リアルがあまりにもいろいろな事に満ち溢れていますからね。。
せめてお話の中ではほわほわしたい物です。

西尾維新「難民探偵」

やっぱり維新さんは好きだぁ
バトルが無くったって、萌え系美少女が出てこなくったって面白いです！
いつものノリより大分おとなしめに感じましたけど、そこもまた良い感じです。
ミステリーとして読むには？？と言う部分もありますけど、何を書いても「維新さんの小説」になってしまうから問題なしです！

蛇足ですが本当に使うたびに一部分を寄付する機能の付いたクレカって存在しているのですか？
そんなに売れっ子作家さんって儲かってしまうのでしょうか？？
気になる～
思わず作家を目指したくなりました　

それはともかく、証子さんが心配だぁ。早く良いお仕事見つかるといいね＞＜

恩田陸「訪問者」

久し振りに恩田さんのミステリーを読んだぁ～！と言う感じです
ラストもきちんと落ちましたし、モヤモヤしなくて嬉しい★
「嵐の孤島」系のじわじわくる怖さとか、遺産の謎とか、父親探しとか、、、盛り沢山に楽しめます。
結末も明るかったし満足でありました

森博嗣「もえない」

苦手だった森さんにトライしてみました。
予想に反して読みにくいことも無かったし、、面白かったぁ

ずっと題名の意味が不明だったのですが、ラストに来てぽんと手をたたきたい感じでした。
まさに「うまい☆」って感じです

今まで苦手にしていた分未読のお話がたっぷりあるので楽しみです

大崎梢「ねずみ石」

書店シリーズはあまり。。だったのですが前回読んだ「夏のくじら」に続きこれも良かったです！
こちらはミステリーなのですが・・
しっかりハラハラも出来るし、謎解きの面白さもあります。
登場する少年たちがまた良いのです
ラストもほっと安心できる終わり方です。。