宮部みゆき「楽園 上・下」

長い長い小説なのに、途中だれることも無く読み終えました。
ただ、ラストのクライマックスから大団円にかけてなんだか割り切れない思いも出てきました。

重いテーマだから敢えて結論は出さなかったのかな？
読み手に委ねるという事？

等少年の在りし日の物語が読みたいな
無理かなー

辻村深月「スロウハイツの神様(上・下）」

どうしても環さんが苦手。
魅力的な登場人物たちも結局は環さんをいかすための単なる脇役。。
環さんが怒り涙を流し頑張り続けるのを読むたびに若干うんざり

狩野と桃花ちゃんの部分が読みたくて最後まで読んだ感じです。

「光待つ場所へ」でのトーコと環のくだりがやっと納得でした。

私は桃花ちゃんみたいな人が一番強い人だと思うなぁ

水生大海「少女たちの羅針盤」

中盤までは物凄く引き込まれました！
面白い～
現在と過去のシーンが交互に描かれ、誰が誰を殺したのか・・・
どきどきはらはらします。
終盤は。。
やはりこうなるんだよね的な展開でちょっとがっかり。

でも後味もよろしく楽しめました★

辻村深月「光待つ場所へ」

あらすじすらうろ覚えのずっと昔に読んだ辻村さんの作品に繋がる三篇のお話。
読み返さないと！って思ってしまいます。

ただ本編を知らなくても楽しめます。
青春かぁ・・とほろにが気分になります

西加奈子「さくら」

ちょっと重力ピエロを思い出す兄弟。そこに妹も加わった家族の話。

幸せな家族と幸せな子供時代
突然襲ってくる衝撃的な出来事

不思議な話です
なんだろう