ひぐちアサ「おおきく振りかぶって１５」

この前１－１４巻まで一気に読みました。
ほっと一息ついたところでまた新刊！？

でもこの巻は敗戦後の日常（練習？）の姿が描かれているのですごく読み易かったです
やっぱり私は試合が続くのは苦手です。。

チームが一丸となって前へ前へと進んで行こうとする姿はとても気持ちが良いです
気になるバッテリーの今後の関係など次巻も楽しみです！

辻村深月「太陽が坐る場所」

読んでいる途中に生じた謎がすっと解ける時がミステリーの醍醐味だと思います
それがある程度自分で予想出来た物でも、まったく予想外の物でもあの「すっきり感」があるからミステリーは大好きです

ただ稀に自分の中に謎が残ったままの時もあります
そういう時は次に「すっきり」を味わえる時までずっともやもやを抱えてしまいます

本書はと言うと。。。
見事な「すっきり」ともやもやが混ざり合っています

それから、どうにもあの女同士の確執的なものが理解できなかったりします・・・
小学生でもあるまいし、高校生にもなってクラスの女王様的な人っているのかな～？

中田永一「吉祥寺の朝比奈くん」

CDのジャケ買いではないですが、装丁に惹かれて手に取りました
すごくきれいなブルー
読む前から期待大です

恋愛小説なんですけど、べたべたしてないです
ちょっとミステリー風味もあって楽しいです
交換日記のお話は面白かったです　途中までこんな展開あり～？って言う感じでした

表題のお話は　ちょっと微妙
って思う私は捻くれ者なのかなぁ～

芦原すなお「野に咲け、あざみ」

お母様のことを書かれているそうです。
素敵な方だなーって思うし純粋に女性としてその生き方に感嘆しますけど小説としては・・・
とにかくだらだら長い感じがします
あれも書きたいこれも書きたいという事なのでしょうが、散漫な感じが否めません

もっとポイントを絞ってそこをたくさん書き込んで欲しかったなぁ

米澤穂信「秋期限定栗きんとん事件」上・下

小鳩君にも小山内さんにも彼氏彼女が出来て始まる秋期限定
うーん、小山内さん怖いですよ
小鳩君・・・嫌な人だ
彼らの彼と彼女になった人たちなむです

２人的にはハッピーエンド

でも・・・・

小市民な私は、この２人には係わらないのが賢明なようです