角田光代「くまちゃん」

別れが題材の短編集
お話の主人公の相手が次のお話しの主人公になります。
その相手は主人公を振った人ということになり、ひとつの恋が振られた側・振った側から見ることが出来ます。
深刻になり過ぎずでもいろいろ考えさせられるようなとてもいいお話でした～

必要だから出会う。
必要なくなったら終わっちゃうんだって言うところがドキッとしました。

大切な人をもっともっと大事にしないとねー

乾くるみ「スリープ」

うーん
行き過ぎた科学には反対ですよ的なお話なのでしょうか

途中までわくわく　
この先どう進むのかなーって

後半は圧倒的にがっかりでした
恋愛的なものを絡めなかった方がもう少し入り込めたんじゃないかなー

西尾維新「零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係」

切ない話でした。
狐さんのばか。。。

短くてよかったです。
長く長く語られたら他のシリーズ見る気持ちも消えてしまうほど凹みそうです

こんな形だからこそのこの後の展開なのでしょうが・・
やっぱり幸せになれたかもしれない関係は、壊れないで欲しかった・・

西尾維新「零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係」

４部作の１冊。
伊織ちゃん崩子ちゃんのお世話を焼く人識君はとっても可愛いお兄ちゃんです☆
伊織ちゃんの自由さが好きだぁ
ちょっと冷めた風なのに人のために自分の持ちうる力の１２０％出しちゃうなんて少年漫画の王道のような展開がわかっていてもきゅーんときます。

さり気無く語られている人識君の未来がちょっと心配でどきどきします・・・

桜庭一樹「製鉄天使」

赤朽葉家の伝説のスピンオフ

なんというか何が面白いかわからないのに面白いと言う変な感じ
好きか嫌いかと言うと好き
このばかばかしい感じ

「荒野」とは対極の大人になっていく女の子のお話しかな？？