柴田よしき「やってられない月曜日」

コネ入社で地味でパッとしない女の子。仕事の不満や人間関係で嫌なことも多いけれど仲良しのお友達や素敵な上司もいる。何より唯一の模型作りで毎日それなり満足して過ごしている。
そんな普通の女の子の一週間です。とはいえ不倫や社内いじめや下着泥棒！盛りだくさんの一週間。
楽しくテンポよく読むことが出来ました　

伊坂幸太郎「モダンタイムス」

一見関連のなさそうな検索ワードを組み合わせるとある巨大な組織が動き出す・・・
魔王から50年後の世界は善人も悪人もなくみな一片の歯車だった。

魔王であの二人が目指していた世界はなんだったのか・・・

友達がこの一冊で完全に伊坂作品のとりこになってしましました　
痛いのが苦手な私が完全に投げだす前に読み切れたのはやはり所々に散らばっているクスリとさせられるあの独特の空気のお陰です。

余談ですが何回も記事が消えてしまいかなりテンション
書き直すたびに文が短くなってしまいました；

あさのあつこ「ランナー」

ランナーとしての才能を認められている高校陸上部に所属している少年。
が、ある日走ることを辞めてしまう。
彼はなぜ走ることを辞めたのか。本当の理由とは？彼はふたたび走ることが出来るのか・・・
私の苦手な苦手な切なくて読めない展開が沢山出てきます・・
でも読むのをやめられない。
初めてバッテリーを読んだ時のようなきりきりした張りつめた空気。
ラストでは明るい未来を感じる事が出来ますが、、、
やっぱり私は、お話の中でもあーいうの苦手だ・・・

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あさのあつこ「晩夏のプレイボール」

野球は才能があってスポットライト浴びる選手たちだけのもではない。
いろいろな人々の野球とのつながりを描いた短編集です。
一編一編がとても胸に沁みます。
たまたま野球っていう素材を選んだのでしょうが中学・高校時代、夢中になるものに出会えた人すべての胸に同じ思いがあるのだろうなーと思いました。

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三浦しをん「仏果を得ず」

文楽の世界に飛び込み修行に悩み、良き師匠・先輩に囲まれ成長していく主人公。
文楽って？っていう知識の私でもお話にのめり込み主人公と一緒に悩んだり喜んだり・・
主人公をはじめとして登場人物がみな魅力的だからでしょうか
ところどころくすりとする場面もあり、飽きず最後まで夢中に読みました　

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